ヴィジュアル系を見た目で毛嫌いしている人に訴えたい。ヴィジュアル系バンドは怖くない!

人の写真に写り込むヴィジュアル系バンドマン

いかなる時でもカメラを向けられればかっこいい(ような気がする)ポーズをとる。それがヴィジュアル系バンドマンのつとめ。


こんにちは、こんばんは。ひら子です。

自己紹介でも少し触れましたが、
中二病の発症により、一時期ヴィジュアル系(V系)にハマっていました。

ヴィジュアル系って見た目や歌詞の内容から偏見を持たれることが多くて、私も学校の友人や家族に好きだと公言できませんでした。

そして「興味はあるけどなんか怖そうでライブ行けない」という声もブログやSNSなどで当時よく聞きました。

でもそれってとてももったいないことだと思うんです。

テレビに出てるレベルの有名アーティストや芸能人と違って、マイナーなバンドはいつ解散するかわかりません。
脱退だって日常茶飯事です。
下手すると解散or脱退ライブがないままさようなら!俺はもう音楽やめるけど達者でな!なんて別れを告げられることもあります。

突然引退するヴィジュアル系バンドマン

そして黒歴史とともに記憶に刻まれる

どこどこが解散しただの誰々が脱退しただののニュースを耳にする度に明日は我が身と震える日々。

だからこそ限りある時間でできる限り投資しようと(お布施しようと)バンギャルたちはしのぎを削るのです。

そう、よほど売れているバンドでなければいつかは終わりが来ます。それを私たちは知っています。
気になっているのに「怖そう」なんていうイメージでライブに行かないのはもったいないです!

そこで今回はヴィジュアル系バンドマンは怖いというイメージを払拭するべく、元バンギャル目線から語っていきたいと思います。

 

謎のポーズをとるヴィジュアル系バンドマン

謎のポーズを好む




衣装、メイク、髪型全て彼らのアイデンティティ

確かに怖い。見た目は。
でもそれは彼らのこだわりあってのこと。

何せヴィジュアル系なので、見た目にはこだわります。

音楽的な傾向やバンド自体のコンセプトを表現しているので、見た目だけでもどんなバンドかだいたいわかります。

要は彼らのアイデンティティ。

え?そこ?みたいなところにとてつもないこだわりを持っていたりします。

カフスボタンにこだわるヴィジュアル系バンドマン

意味がわからない

同じバンドでも曲によってかなり指向が変わるので、
「次はどんな衣装かな」といった感じで、客やライブ以外にも楽しみを持てます。

この辺はアイドルにも通じるものがありますね。

衣装だけでなく
彼らは頭皮の危険をおかしてまで奇抜な髪色や髪形をしてくれるので、その変化を楽しむのもまた一興。




意外と普通の人たちがやっている

ひと昔前のヴィジュアル系バンドマンといえば

  • すっぴんを見せない
  • しゃべらない
  • 私生活が謎のベールに包まれている

といったイメージが強いと思います。

しかし最近はブログやSNSの普及で、バンドマンも日常生活を公開しています。
普通にご飯食べてインスタにアップとかしちゃってます。

というか普通にすっぴんを公開していることもあります。
場合によってはがっかりしますが。

そして人間性も案外普通です。

歌詞の中ではとんでもない悲劇に見舞われ、十字架を背負い、病みに病み人の世を憎みながら生きているようなことを歌っていますが
割と元気いっぱいです。
現代の人の世を楽しんでいます。

いかにもヤバそうな人は意外と少ないのです(いないとは言っていない)。

特にインストアイベント(サイン会とか握手会とか)に参加するとわかると思うのですが、彼らも仕事ですから非常にサービス精神に溢れています。
いわゆる色恋営業をしてくる人もいますが、こちらが本気にならなければ概ね害はありません。

ヴィジュアル系バンドマンの不穏な笑み

守りたいこの笑顔



多少のキャラ作りはあれど、だいたい普通の感覚の持ち主です。

なので「バンドメンバーが怖い」というのはそこまで気にしなくても大丈夫だと思います。

曲聴いたりライブ行ったりする分にはバンドマンの人間性なんて関係ないですしね。
プライベートで関わらない限りノープロブレム。

気になる人はSNSをチェックしてみましょう!

 

ヴィジュアル系といっても色々な系統がある

ヴィジュアル系バンドといえば黒くてコッテコテの衣装、メイク、デスヴォやシャウトの多用などのイメージが強いですが、実際にはいろいろなタイプのバンドがあります。

キラキラしたポジティブな曲を扱うバンドもあれば、ネタに振り切ったバンド、歌舞伎町から飛び出してきたようなホストっぽいバンド。
なんとなく時代ごとに傾向や流行りはありますが、基本はなんでもありです。

そして音楽ジャンルにも制限はありません。
見た目も音楽も自由。
それぞれのバンドが徹底的に世界観を作りこみ、私たちに非日常を提供してくれるのです。

もしかしたらヴィジュアル系なんて気持ち悪い!と思っている人でも気に入るバンドがいるかもしれません。




まとめ:

今回はヴィジュアル系バンドマンに焦点をあててみました。

イメージばかりが先行しがちなジャンルですが、エイッと飛び込んでしまうと面白い発見が沢山あります。

私はハマりすぎて日常生活に支障が出かけましたが、後悔はしていませんw
オタク気質の人は特にどっぷり沼にハマる可能性があるので注意です。

ヴィジュアル系を構成する要素はそれ以外にもあります。
バンドそのものではなくとも、独特の文化、そして強烈なファンたちも忘れてはいけません。

またそれらにも機会があれば触れていきたいと思います。